私は先日、DeXRPというプロジェクトを紹介する投稿を行いました。しかし、その際の一部内容に誤りがあり、現在は該当の投稿を削除しています。誤解を招く表現となってしまったことをお詫びいたします。 なぜDeXRPに紹介することにしたのか。その背景には、2025年7月にXRP Ledger（XRPL）に大きな資金流入が見られ、TVLが過去最高を記録したことがあります。 特に、2025年6月30日にローンチされたXRPLのEVMサイドチェーンが大きな転機で、この新しいサイドチェーンにより、SolidityベースのスマートコントラクトがXRPL上でも稼働可能になり、DeFiの土台が整い始めた印象です。 ローンチから数週間のうちに、非常に活発な動きが確認され、2025年7月22日時点ではTVLが94.4Mドルに到達しました。これは、XRPLとして史上最高の数値です。 また、RWA領域でもXRPLは注目されており、2025年初頭の5百万ドル規模から、7月には118百万ドルへと成長したと報告されています。これらの動きから、「今、XRPL上のDeFiが本格的に動き出している」という印象を受けました。 そうした文脈で登場したDeXRPは、「XRPL上で、オーダーブックとAMMを統合したDEXをつくる」という野心的な構想を掲げていたため、タイミング的にも注目に値する存在だと感じたのです。 もちろん、その後SNS上で指摘された懸念点や技術的な疑問点もあるため、本記事ではそれらを改めて整理し、冷静に検証しています。 本記事にはリファラルリンク等含めておりませんので、ご一読をお願いします。